Aer Tech Sling 2 BLACK パソコンやガジェット類を軽やかに持ち運べる
サフランシスコを拠点とするメーカーAerの斜め掛けバッグです。さっと持ち出すのに必要十分な造りになっています。
「Aer Tech Sling 2 BLACK」
パソコンなどを手軽に持ち運びたい
リュックサックだと近所には不便
もともと通勤用として、ブリーフケースのほか、リュックを持っています。どちらもA4サイズの書類はもちろん、15インチのパソコンも入ります。
ただ、近所のカフェや図書館にパソコンを持って出かけるのに、そういったバッグではちょっと大きすぎて。頑丈だし、たくさんの荷物を入れられるんですが、その分、重いなぁと感じてしまいます。
それと、リュックは背中が蒸れて、暑くなってしまいます。汗かきなので、それも嫌だなぁと思っていました。メッシュのようになってはいるものの、ちょっと気持ち悪いんです。
通勤用に使っているのは、モレスキンのリュックサック:テクニカルウィーブ ストームブルー。
オシャレにシンプルに!という見た目も大事。「Aer」という、サンフランシスコを拠点とするメーカーの商品が、それを満たしてくれそうです。
シンプル、実用、耐久。この3つをコンセプトにしているとのこと。
ノートパソコンが大きめ13.5インチ
私用で使っているパソコンは、Microsoft Surface Laptopの13.5インチ(W/D/H=約31/22/1.4cm)。このパソコン、通常の13インチパソコンと比べて、奥行きが1cmほど長めになっています。
これがあるので、「13インチのパソコンが入ります!」という言葉だけでは不安で、そのへんのバッグをなかなか買えず。
iPad miniやガジェットも入れたい
当然?のことながら、パソコン以外にもあれこれと持ち運びたく。iPad mini、モバイルバッテリー、予備スマホなどなど。
それと、昨今は、替えのマスクや消毒用品も大事ですよね!
・・・そんなにたくさん持ち運ぶなら、リュックでよくないか?というご指摘はごもっともながら、少しでも手軽に持ち運びたいという欲を消すことができず・・・。
というわけで、Aerの商品のうち、仕事向けにパソコンの持ち運びに焦点をあてたWork Collection、そのなかでも気軽に背負えるTech Seling 2を選びました。
チャックのスライダーにもAerの文字。持ち手は横から見ると三角形になっていて、掴みやすいです。こだわりがあちらこちらにある模様。
ガジェット整理用の小さなポケットがついた、メインポケット。半分までチャックがあるので、けっこうガバっと開きます。
各ポケットは、端っこがゴムになっているようで、出し入れするときに伸びます。
使ってみました!
こんなに入りました
パソコン、充電ケーブル、iPad mini、Apple pencile、予備スマホ
ポーチ1(モバイルバッテリー、イヤホン、充電ケーブルセット)
財布、カードケース、折りたたみ傘、ボールペン
替えマスク、ウエットティッシュ、メガネのくもり止めクロス
実は、結構パンパン
本当はマウスも入れたかったんですが、チャックが簡単には閉まらなかったので、断念。傘を出せばいけるかも。
パソコンとiPad mini以外は、メインポケットとバックポケットに入れています。
メインポケットのペン差しに入れたApple pencilは、ちょっと出っ張り気味で怖い。ペン差しの奥行が浅いようです。普通のボールペン(フリクション)はジャストフィット。
アミアミの小ポケットに財布とカードケースを入れたら、パツパツになりました。ほかのポケットもそうですが、全体的にマチがないので、財布のように厚みのあるモノは入れづらいです。
バックポケットには、替えマスクとウエットティッシュを。幅はマスクにぴったりで、奥行きはスマホがぴったりでした。薄っぺらければ、バックポケットにも大型のモノが入ります。公式画像では、スマホとパスケースを入れていますね。
気に入った点
Surface Laptopが入る!
全世界のユーザーに朗報!Surface Laptopが入ります!
専用設計では?と思うくらい、パソコン用ポケットの奥行きがぴったりでした。といっても、正直にいうと実はギリギリで、ポケットのちょうど真ん中に入れないと、チャックを閉めるときに片側が引っかかってしまいます(左右の奥行が足りない)。チャックで傷をつけないよう、注意が必要かも。
また、他のポケット以上に、パソコン用ポケットはマチが全然ありません。iPad miniくらいの薄いモノであれば一緒に入れられますが、分厚いカバーをつけている場合は難しいかも。私が使っているカバーは、前面だけをカバーするSmart Coverなので、だいぶ薄いです。
着脱しやすい留め具
ベルトにある、カチッとする留め具が大きいです。大きいので、背負うときも、取り外すときも、どっちも楽です。
パソコンを入れると重くなるので、モタモタしているうちにズルっと落としてしまいそうですが、これなら握りやすくて安心です。
価格は妥当なもの
アマゾンでは16,500円と、そもそも値段が高いです。
ただ、大切なパソコンを安全に運ぶことを考えたら、妥当な値段だと思います。安いバッグを買ったら、移動中にベルトの留め具が壊れてパソコンが地面に落ちた・・・なんていう悲劇は嫌です。
それに、耐久性によっては安価に感じられるかもしれません。耐久性も、Aerが大事にしていることの一つでしたね。生地は、みんな大好きCORDURAなので、きっと長持ちするでしょう。何年使えるかな?期待大です。
イマイチな点
全体的にマチがない
メインポケット内にあるガジェット整理用の小ポケット、パソコン用ポケットに遊びがないです。
どれも余裕がなく、モノを入れるとぴっちりしていて、出し入れしづらいです。パソコン用ポケットにもマチがないのは、すでに述べた通り。きっとパソコンしか入れない想定なのでしょう。そういう想定なのであれば、パソコン用ポケットは隙間ができないほうがいいですね。
今以上にマチを作ると、もともとのシンプルな形状が失われてしまうようにも思います。このままでいいのかもしれません(荷物を減らせ、と)。
自立しないどころか滑って倒れる
バッグからパソコンを出し入れするときって、バッグを机のうえに立てませんか?
このTech Seling 2を立ててモノを出し入れしていると、底がズルズルっと滑って、最終的に倒れます。パソコンを入れて中身が重いときなんて、確実に。地味なイライラポイントです。
まぁブリーフケースでもないですし、軽快な取り回しを優先するなら、そこは仕方ないことかも。
まとめとしては、とても満足した商品です。荷物を減らして使いたいですね。